moon light

2001年1月29日
昨日も思ったけど雪が激しく降ったあとの空は
なんかとても奇麗だった。冷たく透き通って。
雪の上を渡ってくる風も、冬の匂い。好き。

今日の夜はそんな空に浮かぶ細い三日月が
ものすごく美しかった。
高速道路のオレンジ色のライトの上に
浮かぶ三日月。もうちょっとで溶けてなくなりそうなくらい細い月。
星もすごく好きだけど、月は円いのも三日月も
とても好き。
ぼんやりした白熱灯のような光り。
ずっとずっと眺めていたかった。

昨日は歩きまわったり立ちっなしだったり
したのに全然腰や背中は痛まなかった。
なのに仕事になったら
しびれるように腰から背中にかけて痛い。
自分が考えていた原因と違って
ストレスなのかな。プレッシャーなのかな。

今日は本当に仕事に行くのがいやだった。
昨日の様々な出来事がとても楽しかったから。
だからといってこの前みたいにあの人の事で
思いつめたりはしていない。
ぼんやりいい気分に浸っていたい気分だった。
仕事する日じゃないわな。こんな日は。

もっともっと時間が欲しい。
眠る時間と音楽に触れる時間と本を読む時間。
そして、もう少しちゃんと自分の事を考える時間。
この先、どうやって生きていこうか。
どんなタイミングで仕事を辞めるのか。
辞めたあとどうするのか。
どうやって死にたいのか。
あの人に対抗する気はないが、自分の死に際の
イメージをもう少し持っていたい。
散骨がいいと思ってるんだけど
どうしてもここにまいてほしいと思える場所は
私には無い。
あの人は故郷の海がある。
私はどこだろう?どこだろう?
そんな事考えたらちょっと泣きたくなった。

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