昼過ぎにまったり起きあがって
嫌々ながら仕事に行った。

ちょっとだけ急ぐ用事ができて
ある人の携帯電話の番号が知りたくて
それを知っているのはあの人しかいないかな、
と思って、かけた。

「お客様のおかけになった電話は現在使われておりません」
のアナウンスに愕然とした。

携帯に設定してある番号で、
設定したままいじっていないし、
3月にかけた時にはちゃんと通じたから
設定してある番号が違うってことではない。

電話番号なんて引っ越しするとかしない限り
変わらないし、引っ越した場合だって
変更のアナウンスが流れるはず。

どういうこと?「使われておりません」って。
「お客様のご都合で・・・」って場合もあるから
もう一度かけてみたけど、結果は同じ。

引っ越したのか。
女と一緒に暮らし始めたのか。
まぁ、いいんだけど。前に引っ越した時には
ちゃんと結婚するつもりの彼女も居たけど
ちゃんと住所やら電話やら教えてくれたのに。
友達じゃないのか。
私には知らせたくないってことなのか。
一体あれは何だったのか。

あの人のことに関しては
あれ以来自分内で盛り下がっているので
「ちょっとゲせない。」ぐらいのショックだが。
まぁ、いいや。
もう、いいや。

うちに帰って来たら
駐車場のそばに消防車が2台も止まっていて
銀色の消防服を着た人までうろうろしてて
「へ?」
と、あたりをきょろきょろと見回してみた。

そんな中、平然と駐車場に車を止めてみる。

別に焦げ臭くもないし。
水、まかれた様子もないし。

一体あれは何だったのか?

帰る前に本屋で立ち読みして
深沼氏の読書遍歴を知って
なるほど、そういう事だったのか。
と、少し納得。<何を?

車やゲームや宅録や
男の子の好きそうなこと全部が含まれてるのね。
そういう遊びの延長線上に彼らの仕事があるわけね。

次のライブが楽しみだなぁ。
2週間後の今日なのだ。
明日からまた帰りの遅い日々の始まり。

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