仕事の後、御世話になっている人に呼ばれたので
飲み屋に行ったら上司も居た。
あぁぁぁぁ。
行かなきゃよかった。
酔っぱらったアイツの自分話をまたまたさんざん
聴かされた。

人を駅と家に送った帰りに
受け取り先のコンビニに行って
ロンセクの新譜を受け取ろうとした。
前にうちの地元で起きたことと同じ事が起きた。
レジがピーコラいって動かない。
前の経験で、レジのどこを押して
どのバーコードをどういう順番で通せばいいのか
分かっていたから、教えてあげようかと
思っちゃった。
後ろから人が続々とレジ待ちするから
おもわず「私のは後でいいから後ろの方のを先に・・・」などと
コンビニバイトくんに指示してる始末。
10分も待たされてようやく手にした。
疲れたから帰りの車の中で新譜をさっそく、なんていう気も失せてしまった。

ロンセクとの出会いは2年前。
「ぴあ」に「とんとご無沙汰」が連載されていた頃で、
田中くんが紹介してたから買ってみたんだ。
いわゆる「歌謡曲みたいな洋楽」じゃない「洋楽」っていう感じの、わたくし的洋楽路線の
始まりだった。それまで「洋楽」って何を聴いていいのやら、いまいち分からなかったが。
あの連載のおかげで洋楽の指標ってもんができた。っていうかあれ以来すっかりCD屋通いが
癖になり、散財するようになった、とでもいうのか。

その年の9月にクアトロでライブがあって行った。
西洋人のやる西洋音楽にはやっぱり「祈り」があって、それはコテコテの日本人の血とは全く違うもんだということを思いしらされて涙したんだよなー。
ロンセクは長いこと聴かなくてもいいんだけど
ときどき無性に聴きたくなるんだよなー。
明日以降。聴くのが楽しみ。

家に帰ったらオランダからハガキが来ていた。
ハガキの結びには
Thinking about you, Hope you are fine.と
綴られていた。
短い言葉だけれども、響きの優しさに泣きそうになってしまった。
西洋風社交辞令だとしても。
2回しか会ったことのない、遠く東の外れに住む
ちっぽけな日本人のことを
どこまでThinking about youなのかは分からないけれど、
どうしてそんなふうな気持ちになれるのか不思議。非常にありがたいんだけど。
西洋人にはやっぱり「祈り」があるんだなぁ。
DNAに刷り込まれてるんだ、きっと。

これぐらいの短い手紙ぐらいだったら
ちっと頭ひねれば私にだって書けそうってもんだが
英語で暮らしてないのと、自分のことでいっぱいいっぱいな生活なために返事が書けない。
誕生日カードのお礼も言ってない。
無礼な日本人だなぁ。
礼節を重んじる国の人なのに。


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