エレキギターの歓び

2001年9月24日
名古屋直前でものすごい睡魔が襲ってきたので
マジ、焦ったぜ。寝過ごしたら博多まで行く勢いだったぜ。
まぁ、とにかく名古屋について「エビフライドッグ」とかいう不思議な食べ物のあるショウウィンドウを眺めつつ岐阜までの行き方を確認。
新岐阜でお友達と合流するあたりから、
「最前」に対する緊張感がジワジワジワジワ来て
次第に言動がおかしくなる。
お友達が居なかったら大変なことになっていた。多分。
バスに乗ること約20分?普通の道、普通の田んぼ、普通の民家の中にモダンカフェはあった。
「モダンカフェに来ただけでもある意味貴重」とか話しながらも、更に緊張が高まっていく。
入場の仕方、中の様子が分からないから、沸騰寸前な感じに。ついに開場して絨毯の床?みたいな縦長のホールを一気に走る。縦長なだけあって、幅が狭い。だから、弘剛さんの本当の真正面は空いていなかった。けど、モニターアンプの間からエフェクター類が見られる、エフェクター踏み踏み好きにとってはかなり堪らない好位置をゲット。ステージまでの隙間は約30cmぐらい?
場所が確保できたら、それまでの緊張感から一気に開放される。ゲンキンだな。私。
モダンカフェの入場は、お客さんの後方2階にあるところから、端を通ってステージに降りてくるっていう方法。いやぁ、いろんなハコがあるもんですね。
最前の、何が嬉しいってそりゃ、大好きなギタリストが手が届きそうな距離でプレイするって、そういうことですが、アンプを全体に聞かせるために出力しているアンプからは聞こえないような、ナマ音に近いような音であるとか、どういうふうな力加減だとどんな音が出るんだとか、そういうのが間近に見られるのが、最高。
特に技術的な興味がある私にとっては。
今回のライブは、そういうエレキギターの醍醐味を満喫できた最前体験であった。
ギブソンをライブのメインギターにして、この日気づいたこと、少々。
まず、まったくおニューのギターじゃなさそうだ、ということ。ギターのはしっこの方とか、味のある傷がついている。
そして、ギブソンの音は、エッジがたっている、というか輪郭がハッキリしていてカラっと乾いている。男っぽい。
私はテレキャスで聞かせるねちっこいのも大好きだけれど、ギブソンの男っぽいガリガリした音もけっこう好き。途中、あまりに男っぽいかっこよさに「かっこいい」と呟くこと数回。

Buster〜のあるフレイズの、音の終わらせ方というか、フレイズの止め方というか、もう、これは口や文字では絶対説明不可能なんだけど、「エレキギターでございます」的、王道かっこよさ。
いやぁ、エレキはこうでないと!みたいな。

セットは横浜と全く一緒でした。ただしMCは少な目。違うセットのが聞きたかったけど、まぁ、オッケイ。
「アルカイック」はイントロが鳴っただけでもう、目ぇ、ウルウルなんですけどね。
ウルウルしながら聞いてたんですけどね。
1回目のサビのところで弘剛さんは、あきらかにエフェクターを踏み間違えた。それは、パブロフ〜とかで使う、一回はじくと「じゃんじゃんじゃんじゃん・・・」って何回も鳴っちゃうヤツ。
ウルウルしてたのが「へ?」って感じで、そこから笑うポイントになってしまった。いやぁ、楽しかった。正しいエフェクターはたぶん、その隣りにあるやつなんだね。
2回目のサビのとこでは、間違えないように正しいエフェクターのとこに足を用意して、入りのタイミングの時に、「よいしょ」と踏み込んでいた。うぷぷ。やっぱり1回目のは間違いだったのね。そういうのが分かるから最前は素敵♪


コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索