RIZE親ライブ

2001年12月13日
1年と2ヶ月ぶりにようやくナマCharさんを観て来た。
ヴォーカルは金子マリ。
RIZEのジェシーくんのお父さんがCharさんで
ドラムの金子くんのお母さんが金子マリさんですな。RIZE親のライブ。
親子で現役って凄いな(笑)。
会場は、きっとRIZEは聞かないんだろうなぁ、と思われる感じの私よりもずっと年上な感じの大人なお客様ばかりであった。
こんなライブも珍しい。最近じゃ特に。

うーむ。
さすがだ。かっこいい。ムスタングじゃないギター弾いてたなぁ。南部の匂いがたっぷりの。
かなり上から見下ろす感じだったので
久しぶりにCharさんのエフェクター踏み踏み姿も見れたし。
ギターを弾く姿が美しい人っていうのは、
本当に素敵だ。あんな46歳、素敵だよなぁ。
もうCharさんは私が小学生の時から大好きで、
いわば私の永遠の「エレキギターアイドル」ですから。
最近スタンディングにばかり行っていたので
このライブ、スタンディングで踊りながら観たい!という衝動にかられた。
途中、アコースティックな所で
イマジンとTime after timeをやって、しびれた。しびれて眠った(汗)。
いや、きっと寝るだろうなぁ、と思っていたし、むしろ心地よい歌声とギターで眠りたいぐらいの気持ちで行ったから非常に心地よかった。

Long distance call
All around me
しみるねぇ。こんなにいい歌だったっけ。
All around meの歌詞をまだ覚えていた私にびっくり。イントロでちょっとうるっとしてしまった。

何度も書くんだが、Charさんは技術点の基準。
そして私がエレキギターが大好きな原点。

これに加えて今日気が付いたこと。
Charさんのサイケデリクス名義のバンドがもの凄く好きなんだが、このサイケデリクスで一緒にやっているジム・コウプリーというドラマーがまた素晴らしい。今日はジムじゃなかったんだが。
私の「バンド感」というのは、なんだか偏っていて、
ギターとドラムはちゃんと耳にしている、ってことなんだが。
ちゃんと、しっかりヴォーカルを聞いているってのはオセロケぐらいで、そっちの方が珍しいかも。
どうしてドラムなのか、ってのはおそらく大学の時、うちの大学のJazz研に、「あの人、プロになるんだって!」と皆が言っていた、名も覚えていないけれども恐ろしくドラムの上手い先輩が居て、食い入るように彼のライブを観ていた時があった影響と思える。
その人のドラムは、非常に腰にくるかんじで
なんといっても音色が多彩。というか表情豊か。
タム一発、あるいはシンバル一発で世界を変えられる人だった。
バンドにおけるベースの重要性は痛いほど分かってるんだが(ベース超下手なバンドに居たことがあるので・笑)、ドラムとギターが上手けりゃオッケイみたいなところがある。
なのでCharさんとジムがユニットのサイケデリクスがもの凄く好きだし、
天才だー!この人は、と思えるドラマー後藤さんと
なかなか男っぽく色っぽい音も出せるギタリストとしての深沼元昭さんのバンドであるPlaguesにもハマったのかもしれん。
ひさびさに後藤ドラム聞きたいなぁ。「タバスコタバスコタバスコタバスコ」って聞こえるドラムが(笑)。
今日のドラムも上手かったなぁ。というか出演者皆、上手いんだが。そりゃベテランだものなぁ。
いやぁ、凄かった。一年に一回は。やっぱり。

それで、またしても思ったんだが。
ベースのことなどほとんど気にしていない私だが
今日のベースを聞いていて
やっぱり去年の今頃のバインは「普通」じゃなかったんだなぁ、と。(←今頃言うな、って話しなんだが)

鳴っていなかったもの。去年の今頃は。

本当にちょうど一年前ぐらい。
羽田空港でお見かけした西原誠さんは、声かけるのもはばかれるぐらい、疲れ切ったような表情で座っていた。実際声なんかかけられなかったんだけど、
ちょっと「きゃー」みたいな雰囲気では近づけない、どんよりしたオーラが漂っていた。
去年の冬のツアーの終わりの方が辛かったって、書いてあったものなぁ。そうだったんだろうなぁ。
つくづく大変な商売の人たちだ。
ライブが終わって慌ただしく仕事に戻りながら
ちょっといろいろと考えた。

職場に戻って5つの仕事を片づけて帰ってきた。
バインの沖縄ライブ整理券をもらうために既に並んでいるお友だちとメールなど交わしつつ
少しだけせつない気持ちになった。

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