仕事で新宿に行くのに
私は別に一緒に行動しようなんて思っていなかった。
向こうから一緒に行こうって電話してきたんだかんねっ!
(どうして私が言い訳するかな)
といったワケで久々に行動を共にする。
私は乗り物好き。
車も電車も飛行機も好きだ。
電車「通勤」は嫌いだが。
あと、自転車には乗れない(汗)。
どうやって電車を乗り換えようとか
そういうのを考えるのが好きだし
電車の路線図見たり時刻表を見たりするのも好き。
そんなワケで二人共そんなに詳しくない場所にあっさり素早く到着した。
地下鉄を降りて地上に上がろうとしてた時に
あの人が、私は「空間認知能力が高く」「女性には珍しい」と誉めた。
いや、誉められたのか?喜ぶべきなのか?
時々磁場が狂うことはあるけれど
決して方向音痴じゃないし、なんか動物的カンが働いて、一回行った所は忘れないし
道覚えもいい方。
乗り物好きとか、空間認知能力高め、とか
案外男っぽいのかも。「子孫を残す」対象に選ばれなかった理由が分かるような気がして哀しい(笑)。
笑ってる場合か。

さすがに新宿のタワレコではメロウヘッドは一発で見つかった。
見つかったというより、大フューチャー中なんですけど。
私の並んだレジのお兄さんが、混み合っていながらもテキパキと仕事をしており
異常に素敵だった。
我が地元タワレコは「TU◎●YA」と化してきている。
あんまりシブイの置いてといても売れないからなんだろう。
関東地方にありながらもこういう中途半端な地方都市は、品揃えが一般的で困る。
困るっていうか、
中途半端な地方都市の「多様性の無さ」に時々、「なんだかなー」と思うことがある。
多分、仙台とか福岡とか札幌とか、
そういうとこのタワレコだのHMVだのの方がシブイもの置いてあると思う。
それでも地元タワレコの方が地元TU◎●YAよりはシブ目のモノが置いてあるから
なんだかんだと利用しているんだが。

メロウヘッドは深沼元昭氏のソロプロジェクト。
PLAGUES作品はラウドなものもけっこうあるんだけど、そういうPLAGUES作品にも見え隠れしている「ロマンティシズム」がより鮮明になった感じ。
深沼氏のロマンティシズムというのは、
照れのある男気、というか
控えめな愛してる、というか。
あからさまに夜景のきれいな場所にデートしに行くんじゃなくて
車で走ってる時に「ここ、カッコイイ道路だなぁ」とか
ここから見える風景ってこんなに素敵だったんだ、とか
そういうロマンティシズム。
田中くんの歌ってる作品(表題曲「ラハイナ」)なんか、
やっぱり、下心あるんじゃん、みたいな綺麗なコード進行だ。
私の好みとすれば、ラウドな中に綺麗なメロディみたいのがいいんだけど
こういう、照れ隠しみたいな同年代の人に共感してしまったりする。

というより、やっぱり「子孫を残す」対象じゃない、
私の「血」が「照れ隠しな男気」を理解してしまうのか。
生物学的に違う生き物だから「理解して」しまうってのは
言い過ぎだな。

日が長くなってきて
仕事仲間とお茶して、タワレコ行って、
本屋に欲しい本を探しに行って、結局無くて、
それでもまだ余りある感じで
もうひと遊びするか!みたいな気持ちになったんだけど
もう「ひと遊び」って、一体どんな「遊び」があるのか
よく分からず、
まぁまぁな時間に帰って来た。
それでもいつもの帰宅時間より早いってのは
どういうことでしょう。
あーあ。

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