癒されたいのです。　　　・・・・・か？

何年ぶりかで弁当作った。
奇跡だ。
何をしてるんだ、私。
ちったぁ余裕が出てきたのか。
多分、前の職場よりも考える時間はある方だ。
考える時間があっても
ウマイ具合に考えがまとまるワケではないのだが。

朝、お弁当のあまりのおにぎりを食いながら
テレビを見ていた。

元ちとせとかいう人のフリーライブの模様をやっていた。
この人の歌を通して聴いたことはないんだが
最近ヒットしているこの人の歌の端々を
PVとかで少し見たり聴いたりした程度。

女性ヴォーカルにもともとほとんど興味ない。
エゴラッピンの中納ヨシエはエンターテイナーだと思うが。で、好きだが。

確かに流行りの歌姫とは全然違う、民謡っぽいというか
牧歌的というか
味のある歌声の人だと思う。
歌も上手い。
多分、ナマで聴いたらもっと凄いんだろうな、とも思う。
だからって敢えてナマで聴きたいと思わない。

否定しないけれども
この人の歌を通して聴いても
もっと聴きたいとか
癒されるとか
そんなふうには感じないだろうな、と思った。

癒し系癒し系うるさいんだよな、世の中は。

いつだかラジオで田中くんが
「そんなに癒されたいほど傷ついているのか。疲れているのか」と
怒っていたが、
彼の意見に賛成だ。
まぁ、本当にイヤなことばかりあって
逃げ出したかったり
なんか気持ちがいいものに触れたかったり
誰もがそういう気持ちになるのは
分かるんだが。

世の中の圧倒的な人は
そういう責任から逃れている。
それでいいじゃないの。

本当に癒されたい人は
癒し系とかに癒されたりしないんだと思うな。
「癒す」というのはなんかもっと深いというか
今、癒し癒しと騒がれているのは
ただ単に「やさしくされたい」ってことなんじゃないのかね。

やさしくされるのと
癒されるのとは違うね。
何がどう違うのか
うまく説明できないけどね。

語尾を疑問系にするのは
吉本新喜劇に出てくる役者さんの一人で
名前忘れちゃった。
ヤスオさんといったかな。
言い切ったように見せかけて
かならず疑問系にするギャグがある。

あーーーー。
よしもと見に行きたい。
笑いとばすのも
スッキリするんだもんね。