ナマに夢中

2002年6月10日
昨日の日記は
ライブから帰って来た勢いで忘れないうちに
書いておこうというもので
読み返したらペンパルズについては
バンドがどう、というのでなく
ワキガの話しで終わっていた。
すまん、ペンパルズ。
だからといってペンパルズについて
いろいろ語れる程覚えていないというのも
正直なところ。
重ねてすまん。
そうそう、思い出した。
ヴォーカルの男の子はベースなんだが
ベースを弾きながら歌唄うのって
大変そうだから、凄いなぁ、と思ったのと
髪型がベッカムだなーというのと
新しい曲を作ってきました、というMCで始まった曲が
バインのdiscordと全く同じリズムで始まるので
びっくりしたのと
イベントらしくノリの良い曲ばかりだったので
飽きないでよかったーということ。
音楽性について語っていない。
改めて書くこともなかったか。ものすごくすみません。

さて。
こないだ買ったビートルズのカヴァーアルバムで
映画のサントラ盤というのは
"I am SAM"という、テレビでもけっこう宣伝してる
感動モノの映画のサントラだというのがやっと分かった。
映画見に行ってみようかなぁ。
ここ数年、映画を全然見に行っていない。
映画館に行くどころかビデオやテレビでも見ていない。
タイタニックだって未だに見ていない。
最後に始めから終わりまで見通した映画は何だったか。
多分、アムステルダムから乗った飛行機の中でやってた
シックスセンスと、もう一本タイトルを忘れたけど
よくあるコメディ+ちょっとお涙頂戴モノのアメリカ映画だった。
見つめていれば眠くなるかな、と思ってシックスセンスを見始めたら
ハマってしまい、最後の方で隣りにカップルが居たのもはばからず
ボロボロ泣いた記憶がある。
さすがにありがちなコメディじゃ泣かないだろうし
いよいよ眠くなるかなぁと思って見始めたら
飛行機の中で気圧が違うせいか、(それ違うと思うが)
タオル取り出しておいおい泣いてしまった。
それ以来映画を見ていない。

学生の頃、特に大学生になって、何故か「大学生たるもの映画をたくさん見て
美味しいコーヒー屋さんをたくさん知っていなければならない」という
固定観念?先入観?脅迫観念?があって、
それはかなりの渋さの映画を見に行ったりしたものだった。
暇だったんだな。
大好きな映画もたくさんあるんだが。
今は、映画の世界の、永遠なるもの、というか
まぁ、見る歳や時代によっては感じ方も変わるんだろうと思うんだけど
でも、あの中に凝縮された、閉じこめられた一瞬よりも
形として残らないけれども、「ナマ」の瞬間に生まれるいろんなドラマに
夢中なんだと思う。歳とってきたせいか。それは「生」への執着か。
音楽のライブも、演劇も、お笑いも
その日のお客さんの様子がその日のドラマづくりに欠かせない要素で
同じセットリスト、同じセリフ、同じネタでも
ナマだと、え?とか、うわーっ!!とかいうのが起こる。
昨日、久々にライブに行って、耳鳴りも収まらない状況なんだが
いつもの土曜出勤明けの月曜日と違って、スルスルっとしたテンションで
乗り切れたのは、やっぱり昨日体験した、
その日だけのドラマのせいなんだと思う。
歳取ってくると生命力溢れるものに触れたくなるらしいね。
老人ホームとかに犬とか赤ちゃんとかが行くとお年寄りが元気になるらしい。
やっぱり「ナマ」に夢中なのも、私が歳とったせいに違いない。
ライブに行くたび「あと何年スタンディングライブの3列目以内に居られるか」と
思ったりするんだが、
昨日は「私も案外まだまだイケるかも?」という幻想を抱かせてくれた。
気持ちだけは、ね。

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