「昭和」の匂いがするロック
2002年6月22日日本人の平均的な寿命から考えると
「平成」になってからの人生の方が長くなるんだと
思うんだけど、
「平成」になる少し前から西暦でカウントすることが常となってしまったので
今年が平成何年なんだかよく分かってない。
寿命として「平成」の時代の方を長く生きることになるんだろうけど
自分の感受性の基礎をつくった大部分の時代は「昭和」なんだと思う。
感受性の基礎をつくった時期に
クラシック音楽とビートルズとチューリップに夢中であった。あぁ、歳がばれる。別にいいけど。
「ナツノヒカリ」を聞いたときに、往年のチューリップを彷彿とさせるポップだなーと思った。
ベーシックな8ビートなんだけど、
それまで夏のカラっとした青空みたいなイメージできているのに、「ひーまーわーりー♪」のあたりから、ドラムがドスドスいう埃っぽい、というか泥くさい8ビートにして、夕立前の暗い空のようなイメージに切り替えているところが
ただのポップチューンにしない、という意地のようにも思えますな。
まぁ、いかんせん、サビの裏でしてるコーラスが爽やかさを余すところなく醸し出しているんだが、
それがほどよくダサくて昭和臭いのかもしれん。
カップリングの「R&Rニアラズ」も、
グルーヴであるとか、薄く鳴っているハモンドとかが、「クラブ(語尾上がる」の以前、
「ディスコ」(うわー、書いてて恥ずかしい響き)のさらに以前、「ゴーゴー」チックな匂いがして
これまたほどよくダサ目でかっこいい。
ほどよくダサくて、ライブでかっこいいってのが
ロックでいいねぇ。
R&Rの方なんて、ライブ会場で汗かきつつ踊ってる自分の姿が既に明確なイメージとなっている(笑)。
あ。「ゴーゴー」の時代はさすがに実体験じゃないですから。
と、誰に言い訳しているんだか。
あとですね。
スコアブックの方ですけど。
撮りおろしの写真が異常にダサいんですけど!
これはほどよくダサいんじゃなくて、
かなり厭々やってるふうに見えてしまうほどダサい。
楽器持たせて写真撮ったらもう少しかっこよくてもいいんだけど、
それはあまりにもステージ上の「楽器持って立ってる姿」とはかけ離れていかにも「撮影用です」という感じのもので、見るに耐えない(笑)。
でも、インタビューはけっこう面白かった。
西川弘剛さんが、なんかで入院してる最中に音楽理論の本を読んで、そこから視界が広がった、ギターのスケールが小さくなった、と言っているのを読んで
私は昔からそういう人が好きなんだよなー、と思った。
自分をより自由にするために、より豊かな表現力を身につけるために技術を習得するってのは、すごく大切なことで、
それは音楽に限らず、スポーツであったり、文学であったり、仕事であったり、生活であったり、なんでもそうなんだけど、必要な要素だと思っている。
だけど、そういうことしてる人が最近あまりにも居ない。
だからって、どんな世界でもプロに「努力してます」って姿をさらされるのは、それはそれですごく嫌い。
なにげなく、サラっとできちゃいました、みたいな風情でいてくれなきゃね。プロは。
そういう意味で、西川弘剛さんのステージ上のたたずまいが、やっぱりすごく好きなんだなー。私。
ライブフィルムのことでもいろいろ感想があるけど
そろそろ仕事するんで(←おいっ)また次回。
Mステも予約録画しておいて、見ておりません。
今日は帰ったらバインやら中川家やらで忙しい。
それぐらいしか楽しみがないのか。
ないんですね。とほほ。
「平成」になってからの人生の方が長くなるんだと
思うんだけど、
「平成」になる少し前から西暦でカウントすることが常となってしまったので
今年が平成何年なんだかよく分かってない。
寿命として「平成」の時代の方を長く生きることになるんだろうけど
自分の感受性の基礎をつくった大部分の時代は「昭和」なんだと思う。
感受性の基礎をつくった時期に
クラシック音楽とビートルズとチューリップに夢中であった。あぁ、歳がばれる。別にいいけど。
「ナツノヒカリ」を聞いたときに、往年のチューリップを彷彿とさせるポップだなーと思った。
ベーシックな8ビートなんだけど、
それまで夏のカラっとした青空みたいなイメージできているのに、「ひーまーわーりー♪」のあたりから、ドラムがドスドスいう埃っぽい、というか泥くさい8ビートにして、夕立前の暗い空のようなイメージに切り替えているところが
ただのポップチューンにしない、という意地のようにも思えますな。
まぁ、いかんせん、サビの裏でしてるコーラスが爽やかさを余すところなく醸し出しているんだが、
それがほどよくダサくて昭和臭いのかもしれん。
カップリングの「R&Rニアラズ」も、
グルーヴであるとか、薄く鳴っているハモンドとかが、「クラブ(語尾上がる」の以前、
「ディスコ」(うわー、書いてて恥ずかしい響き)のさらに以前、「ゴーゴー」チックな匂いがして
これまたほどよくダサ目でかっこいい。
ほどよくダサくて、ライブでかっこいいってのが
ロックでいいねぇ。
R&Rの方なんて、ライブ会場で汗かきつつ踊ってる自分の姿が既に明確なイメージとなっている(笑)。
あ。「ゴーゴー」の時代はさすがに実体験じゃないですから。
と、誰に言い訳しているんだか。
あとですね。
スコアブックの方ですけど。
撮りおろしの写真が異常にダサいんですけど!
これはほどよくダサいんじゃなくて、
かなり厭々やってるふうに見えてしまうほどダサい。
楽器持たせて写真撮ったらもう少しかっこよくてもいいんだけど、
それはあまりにもステージ上の「楽器持って立ってる姿」とはかけ離れていかにも「撮影用です」という感じのもので、見るに耐えない(笑)。
でも、インタビューはけっこう面白かった。
西川弘剛さんが、なんかで入院してる最中に音楽理論の本を読んで、そこから視界が広がった、ギターのスケールが小さくなった、と言っているのを読んで
私は昔からそういう人が好きなんだよなー、と思った。
自分をより自由にするために、より豊かな表現力を身につけるために技術を習得するってのは、すごく大切なことで、
それは音楽に限らず、スポーツであったり、文学であったり、仕事であったり、生活であったり、なんでもそうなんだけど、必要な要素だと思っている。
だけど、そういうことしてる人が最近あまりにも居ない。
だからって、どんな世界でもプロに「努力してます」って姿をさらされるのは、それはそれですごく嫌い。
なにげなく、サラっとできちゃいました、みたいな風情でいてくれなきゃね。プロは。
そういう意味で、西川弘剛さんのステージ上のたたずまいが、やっぱりすごく好きなんだなー。私。
ライブフィルムのことでもいろいろ感想があるけど
そろそろ仕事するんで(←おいっ)また次回。
Mステも予約録画しておいて、見ておりません。
今日は帰ったらバインやら中川家やらで忙しい。
それぐらいしか楽しみがないのか。
ないんですね。とほほ。
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