ホストクラブ

2002年11月5日
今日は仕事的に新宿西口に行くのは諦めて
東口に行くつもりで6時半に職場を出る、と
土曜日から決めていた。
そのためにもう、猛烈な勢いで仕事する、する。
普段からその調子でやれっちゅー話しだが。

直属の部下に「今日、6時半で帰るから」と宣言したのは5時55分。
ものすごくビックリされた。そんなにビックリするなよ。
「今日はライブですか?」と聞く他の部下に「いや、"ただ単に6時半に帰るデー"だよ」と言うのを
本当のことを知っている人が聞いて、息を殺して笑っていた。ありがとう。

8時過ぎても人が現れないので西口に移動しようかと思ったが、なんか行き違いになるのもイヤなので、寒風吹きすさぶ中、待っていた。
気温を示す電光掲示板が12度から11度に。
寒いぃぃぃぃ。
座っている私を何か怪訝な顔つきで見たおっさんが居て、誰かと人違いなのかな?と思っていたが
おっさんは待ち合わせ風に携帯などいじっていたので無視していると、私の周りに人が居なくなったのを見計らって
「お姉さん、待ち合わせ?」と声かけられた。
おっさん風ナンパか。
声も出ないぐらい寒かったので、ただ頷いてやり過ごす。
その数分後、私の隣りに座った別のおっさんが
また周りに人が居なくなるのを見計らって
「お姉さん、待ち合わせ?」と声かけられた(笑)。
またしても声も出さずにやり過ごす。
よく思うけど、私ってそんな風に見られるのかなぁ。なんか人恋しい感じなのか。声かけられオーラが出ているらしいことは薄々知っているが。
途中で森山公一モバイルサイトで確認すると、開始時間が30分遅れていたのであった。
ほっとして待つ。
昔から好きな人を待つ時間が好きだった。
デエトの遅刻、3時間半まで耐えた女だ。遠い昔の話しだが。
でもあまりに寒いので、かなり哀しくなっていた。
しばらくするとチラシを持ったスタッフが目に入ったので、動き出す。
チラシを差し出した女の子に「あ、私もこれに来たんですよ」と言うと「そういえばこの間・・・」と
目白で一緒だったどうし、というのを互いに認識し、ちょっと会話。
私は自分で声かけたりできない性格なんだが
声かけられオーラが出ているらしいことは薄々知っているんだが(しつこい)、別の、多分目白で一緒だった女の子にも声をかけられて
寒いねー。という会話をしていた。
・・・ところへモリくん登場。
こんにちわ、と挨拶すると、「おっ!来たねー!」と言って
腕をポン、ポン、と叩かれた。
激沈。
「さーむーいー」としか応えられなかったが。

で、今日はラジオの収録がある、ということで
3曲。別の曲で。いいねー。
でも。ここ3日間連続で寒空の下唄っているからなのか
今日があまりにも寒かったせいか
声の出が悪くなってきているようにも思う。
というか省エネなのか。いずれにしても、なんかちょっと疲れているようにも見える。
合流する予定じゃなかったお友達が急に現れて可笑しかった。

今日は集まった人皆に缶コーヒーが振る舞われた。
もっともっと盛り上げなければ、というスタッフの話を聞いて思った。

ホストクラブにはまる人の気持ちが分かる。

考える以上にフレンドリーでアットホームで
写真やらサインやらどんどんしてくれるのは
「営業」なんだもんね。
ファンサーヴィス。
そりゃぁ、そうだ。
共感とネットワークをもって広げていかなければならない、こういった種類のことは
何か「オマケ」的「お得感」が必要とされることは
仕事柄よく分かる。
モリくんは非常に人当たりがいいし
私のような者にもそうやって声かけてくれたりするけど
営業なんだもんなー。
そうとは分かっていながら「それでも」と
思う気持ちなんだ、というのが良く分かった。
素直じゃないなー、私。
でも、いや、好きなんですけどね(大馬鹿者)。
ホストクラブでお金を貢げば貢ぐほど
ひとときの夢の時間を、
ひとときの夢の関係を
なんとなく築けて、続けられるような気がするのとおんなじだね。
そうなんだよな。
自分がホストクラブにはまらないで本当によかった、と思う(笑)。

そんな私はおっさんにモテモテ?らしく
ナンパしかり。
スタッフの中の、オジサマに
「この前、目白でご一緒でしたよね」と言われることしかり(笑)。
森山ホストクラブのお客だったつもりだが
なんだかオジサマ相手のスナックのチーママな気分だ。

っていうかオジサマには私の歳が、そんなに若くないことが見抜かれているに違いない(笑)。

そんなに高くないホストクラブだから
こういうひとときの夢を
長引かせるかのように
まだまだ行くぜ、とか思っていたりする自分が腹立たしいね(苦笑)。
全てが夢なら見せて最後までこのまま(trap)で。

で、お友達と食事して「閉店です」と言われて地下からエレベーターで出口に向かうと、
シャッター、ドア、非常ドア。
全て閉まっていた!
ぎゃー。どうやって出るんだ?!
朝までこのままなのか?!
誰かー。助けてー!!
時間にしたら多分5分くらいだったんだろうけど
もの凄く長く感じた。
そしたら奥から警備員のおじさんが出て来て
モニターで見てたら動く人が居るから何かと思ったよー、と言って
お店側を通して帰してくれた。
あー、よかった。朝まで閉じこめられるのかと思ったー。

どうも森山ホストクラブがらみだと
なんかレアな体験をしてしまうなー。

思わぬお友達との交流で
帰宅がけっこう遅くなった。
今週も始まったばかりだし、こんな夢のようなことを
何日にもわたって続けられないから早く寝よう、と思っていたのに
大好きなアメリカのメーカーの洋服屋さんとアクセサリー屋さんのカタログが届いていて
またしても寝るのが遅くなってしまうのであった。
アホやなぁ、自分。



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