人から電話で呼び出され、
予定していた時間より早く家を出た。
用事はアッサリ終了したので
ちょっと早めに天王洲アイルに向かうことにした。
りんかい線が行くようになった、からとはいえ
やっぱり時間がかかるのぅ(泣)。

とはいえ開場時間よりもかなり早く到着してしまったので
ホテルのカフェでお茶することにした。
お茶するところは別にエクセルシオールだろうがモスバーガーだろうが
どこでもよかったんだけど。なんとなく。
小腹が空いていたのでケーキセットにした。
紅茶がポットで運ばれて来て「あれ?私、コーヒーって言わなかったっけ?」と思ったが
ま、いっか。めんどくさいし。紅茶でもいいし。
と思ってカップに注いでシャンパンのケーキとやらを食べていた。
そしたら「申し訳ございません。コーヒーでしたね」と言いながらちゃんとコーヒーを運んで来てくれた。
わ。そんな…。恥ずかしながら紅茶を向こうにやる私。すると
「レモンティもお嫌いでなければどうぞ」と言って
そのままにしてくれた!すごいな。東京のホテルは(田舎者丸出し)。
シャンパンのケーキとやらはすごくお上品なお味で美味しかったし
コーヒーが飲みたかった私も
そう言われちゃー仕方ないな(嘘)ということで
紅茶も一杯だけ頂きました。ありがとう♪

アートスフィアへ行く。
席がその列の真ん中へんだったので、あとから入って
人の前をごめんなさい、すみません、と言いながら通るのがいやだったから
早めに行って座っていた。
開演までいろいろ見てたが
どうして10人中8人は(正確に数えたワケじゃないが)
コートを脱がずに席まで来るのかな?!
自分の席まで来てガサゴソ脱ぐんじゃ周りが迷惑だって思わないかなぁ。
それに私のちょっと横前の、子ども連れのいいオトナが開演直前まで携帯いじってるのが
いやな予感・・・。

さて。
Charさんと石田長生氏のアコースティックギターユニット・BAHOですが、BAHO名義のライブ、2年じゃなくて3年ぶりでした。見たの。
あぁ。Charさん素敵。50ちょっと手前の人であんなにカッコイイ人居ないよなぁ。
いつも右側から見ることが多いんだけど今日の席は左側からで、Charさんの右の横顔が見えてヒッジョーに素敵であった。
BAHOはお楽しみユニット的なところがあって
笑いを取るのに命がけ(笑)。もちろんギター的お笑いなんだが。
ちょっとしたフレーズの隙間をぬって「デイトリッパー」のギターになっちゃったりベンチャーズやってたのに「小さい秋」になっちゃったりする、ギタテクが凄いコミックユニットみたいな感じだ。
でも、さっそく2曲目に"ALL AROUND ME"なんかやってくれちゃって嬉し涙。
この歌は本当に大好きで、この曲のカヴァーでデビューしたいぐらいだ(←何を言いだすのやら)。
Charさんの奥さんが作詞した英語の歌で
"雨が降ると思い出す。君が僕の(私の)ために泣いてくれたことを。でも涙は夏の雨みたいにすぐ渇くよ。僕が(私が)ずっとぬぐってあげる。一晩中そばに居て。そして眩しい朝焼けの中、一緒に目をさまそう" という内容の歌詞。
若い頃に聞いた時とはまた違う感慨が…。で、涙腺が…。
この曲のイントロの音階がつま弾かれただけで
ぐっとくる。本当にいい歌だ。

…と、うるっとこさすだけでないのがBAHO ライブ。
過去ベンチャーズメドレーその他数々のばかばかしいことをやらかしてきたこの二人。
今日は「GSメドレー」。
石田氏が「Charはイヤだといいながら本番になると顔くちゃくちゃにして笑いながら楽しそうにやる」と言っていたが
まったくその通りで、ブルーシャトーとかシーサイドバウンド(バンド?)とか懐かしのヒット曲を喜々として熱唱していた(笑)。
可愛い!!
こういうの見ると、ギター大好きな男の子二人が
部屋でお母さんに怒られながら日が暮れるまでずっとなにやらやっている、みたいな図が目に浮かぶ。
自分の息子がCharさん級にギター好きで上手かったから「そんなに好きならしょうがないわね。お母さん諦めたわ」と言ってしまいそう(笑)。
Charさん見ると自分の子どもはロックギタリストにしたい、と思うんだよなー。
子どもできる予定ないけど。
かつて「自分の子どもロックギタリストにしようと思って官僚になっちゃったら、官僚にしようと思ってギタリストになるよかショックだ」と人に話したら、二人の子持ちの先輩に
「どっちにしたって子どもは親の思う通りにはならないよ(笑)」と言われたことがあった。
うーむ。確かに。
Charさんちだってお母様お医者さんだものなぁ。
うちだってこんな娘に育てたおぼえは無いだろう(苦笑)。

で、圧巻は「3弦のギターで弾くベンチャーズに挑戦」。
Charさんが偶数弦、石田氏が奇数弦しかないギター(本当に3弦ずつにしてあった!)で、二人で一本分のギターを弾く、というもの。
Charさんはこれで別の公演右手と左足がつった、と言っていた。
…だけあって、凄いギタテクの二人がもってしても本当に難しそう。
でもってかなりばかばかしい。こういうばかばかしいことを手足がつるほど一生懸命やる大人が素敵♪(笑)
いつまでもギター小僧なんだなー。

二人それぞれのソロのコーナーあり、
(Char さんのソロの時、斜め前の携帯いじり男が携帯いじり始めて辟易。いやな予感は当たった。携帯依存症?「演出の為場内の非常灯を一時消します」のアナウンスがあるくらいなのに。携帯の光ってけっこう明るいのよね。そんなに携帯気になるなら一番後ろの席に居てほしい!ぷんぷん)
再びBAHO曲あり、で、最後はスタンディング。客席も二人も。
あぁ、本当にギター抱えた立ち姿が美しい。
素敵だ。私のまわりの50手前であそこまで色っぽい人は居ないね!ってなかなか居ないと思うけど。
二人のローディさんも大変だと思う。
一人7〜8本のギターで、一人に一人ずつちゃんとローディさん付いてるけど。
某バンドのすぐ弦切れるようなことする某ローディさんじゃ勤まらないな(わざとじゃない、けどね・笑)。

かなり盛りだくさんで本編終了。
アンコールは2回。
今日はCharさんも最後までごキゲンさん。
テレビ入ってるから?じゃないと思うけど。
アンコール2回目には二人で学生服風な衣装で登場。
本当にギター小僧然としていて可愛らしかった。
まぁ、あんなに色っぽい学生いたらお姉さん困っちゃうが(←馬鹿)。
最後はこれまた超ばかばかしいフォーク風な曲を。
BAHOのビデオがあって、一時、まさしく擦り切れるんじゃないか?と思うぐらい見たんだけど
どっかの高校の文化祭かなんかで"ALL AROUND ME"やったヤツなんてほんと泣けてくるんだけど
随所に「このオッサン達、バカ!」っていうのがあって、
本当にバカなんだけど素敵。
どうも私は「こいつらバカ!」っていう一面があるバンド(とか人)が好きみたい(笑)。
バインしかり。オセロケッツさんしかり。
Charさんは永遠のギター小僧で
私にとって永遠のギターアイドルだなぁ、と
本当に思った。
小学生の頃から好きなんだもんなー。(長っ)

で、小学生くらいだったり
メジャーデビューしない頃のジェシーくんは
よくお父さんのライブに来てたよなぁと
思いながらロビーに出ると
まさしくジェシーくんがロビーに居てびっくり。
Charさんのライブの会場でジェシーくん見るの
久しぶりだ。
大きくなったよなぁ(近所のおばさんのノリ)。
でもってビックリするほど美男子であった。
そりゃーそーだ。
お母さん元モデルでお父さんがChar さんだもの。
さすがにChar さんのファンの人たちは
昔からライブ会場に出入りしている幼い頃のジェシーくんを知っている人も多いから
あんまり大騒ぎにならずに、皆「あぁジェシーくんてば大きくなったねー」みたいに
見守っているのが可笑しかった。
私もミーハー根性出して握手してもらおうかと思ったが
やめといた(やめときなさい)。
素のジェシーくんは「RIZEの」ジェシーくんとちょっと違って
「お父さんのライブを見に来た息子」(そのまんまじゃん)みたいで
可愛らしかった。
あ。ジェシーくん来てたから気合い入ってたのかな?(微笑)

帰りのりんかい線の本数の少なさにガックリきながら
今日買っちゃったBAD HOT SHOW Tシャツ、
早く着たいなー、と思いながら
遅くに帰宅。


今年も残すは大晦日の年越しライブのみ。
(もしかしてその前に1本追加…だといいな)

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